今回から人事労務シリーズが新しくなります。
その新シリーズの第一弾として「管理職」というキーワードに的を絞って
お話させて頂きます。


企業の中心である管理職。前に進むも、違った方向に進むも管理職の力が
大きいと言えます。
どのような問題があって、その解決法や対応方法を具体的な事例を挙げながら
お話していきます。

ちょっとした意識変化で会社内は激変するかもしれません。


そもそも管理職とはどういう定義があるのでしょうか?


管理職に対する法的な定義は全くありません。
敢えて言うならば、企業やその組織を運営していく中で部下を管理・監督する
といったところでしょう。

私が思うにこれは表面上の話であって物事の本質ではないように思います。
その本質とは・・・


やはり企業を運営するという中での管理職とは、利益追及だと考えます。



部下を管理・監督しながらも常に「利益」というものを考えねばなりません。
どんなに人を育てるのが上手いとしてもこの利益を無視しているようであれば
優秀な管理職とは言えません。


その企業の利益を追及するために管理職は部下を育てながら仕事の進捗を確認し、
同順位の管理職と折衝を行いながら会社を前に進めていく。
このような行動が管理職としての根本だと言えます。


全12回にこの根本を念頭に置いて考えていきたいと思います。
まず1回目として、よくある管理職の問題点としてはどのようなことがあるのか
考えてみましょう。


よく人事担当者から基本的なことで相談を受けます。


報告がない!・人の話を聞いていない!・何を考えているのか?わからない。


なぜこうなるのでしょうか?


企業組織とは特殊な人材の集まりと言えます。
家庭環境・年齢・性別・性格・経験・・・
何一つ同じものを持つ人間はいません。


部下に同じ質問をしても、部下によっては違う答えが返ってきます。
一人一人思うコト・考えているコトは違うからです。

このお互い何を考えているのか分からないのが、報告がない!などの問題点です。


上司と部下の気持ち(ココロの距離)が遠いことによってマネジメントの
難しさが出てきます。


ココロの距離が近いと親近感が沸き、遠ければ嫌悪感になります。
勿論、親近感を感じる上司から言われた言葉は素直に聞き取れることは
言うまでもありません。

逆に嫌いな上司から言われた場合には当然耳にも入りません。


ココロの距離が近くなるようなマネジメントであれば、部下とのコミュニケーションが
活発になりますし、部下の育成にも繋がっていきます。


このココロの距離を縮めることはそう難しくはありません。
どうやってこの距離を縮めていくのか?


第2回以降でお話させて頂きます。