今回より全12回、「プロスポーツ」の世界に焦点をあて、普通ではまず考えないような
角度から、人事・労務管理、とりわけ組織論について述べさせていただきます。

年俸制度やインセンティブ、明確な役割分担は会社組織にも大きく通じます。

また各種スポーツを紐解くと、そこには「うちもこうありたい!」ということが
意外と浮かび上がってくるものです。

小難しい本を読んでも頭に入ってこない…ということもあるでしょう。
ここでは極力それを解消し、自由奔放に持論を展開させていただきますので
会社さらには社員のプロ化を一緒に目指しましょう!



最近世間を騒がせています大相撲、その背景には待遇(福利厚生)の違いがあります。
幕下は無給ですが十両では100万円を超える月給が支給されます。
また、十両からは付き人が付くため、これまでの不自由さが大きく解消されます。
ほかにも大銀杏や紋付羽織袴の着用が許可され、見た目も大きく変わります。

それだけ十両以上というポジションは魅力があるわけです。


これを会社に置き換えて考えると、十両以上=管理職となるでしょう。

一般的に管理職は他の社員よりも給与・賞与が高いという給与面での違いがあります。
付き人ではないですが、部下を持つようになるため仕事の幅・性質が変わります。
名刺にも○○長という肩書きがつき、当然見栄えもよくなります。


管理職の魅力とは、本人にとってのステイタスと言っても過言ではありません。



昔は管理職になること=出世競争に勝つ、社員全員が管理職になりたいという
目標を持っていましたが、
最近の特徴として管理職になりたくないという人が増えています。


「管理職の魅力が見えない」


これに尽きます。


実際には、昔も今も管理職の仕事は変わりません。むしろ現在の方が仕事量は
多いかもしれません。

しかしながら

「管理職が何をしているかわからない」

実はこの理由が多いのです。

こう思う一般社員からしたら、管理職が何をしているか不透明でしかありません。
これは、社員に対して会社がアピールできていないわけです。
これでは優秀有能な社員ほど他社に流出してしまうでしょう。


会社として魅力を持っていても伝えきれないことは人事面での大きなリスクです。

透明性のある「誰にでも見える化・伝える化」

管理職になりたいと思うのか・なりたくないと思うのか、その差の答えはここにあります。