今までは管理職のホメ方やシカリ方などをお話ししてきました。


今回は理想の管理職像を、みなさんがご存知の中から紹介したいと思います。


昨年大きく盛り上がった、なでしこジャパンの監督である
佐々木監督に注目をします。


ワールドカップに向かう時にはほとんど注目されませんでした。


しかし、勝利するたびに国民の注目を集め、
その中でも監督である佐々木監督の振る舞いが評判となりました。


一昔前のスポーツの世界では、白いものでも監督が黒といったら黒になるぐらい
指導者には口答えできない世界でした。


オレについて来い!オレのいう事を聞け!という雰囲気で頭ごなしに
命令をしていくタイプです。


そうではなくて、佐々木監督で思うところですが、身だしなみやそれに付随する
表情や身振り手振り、いわゆる非言語コミュニケーションを大事にしていると
言われていました。


会社の中でも同じです。上司である男性社員が不機嫌そうな表情や
イライラした素振りを見せることによって部下は気持ちが萎縮してしまいます。


さらには部下は上司の顔色ばかり気にすることによって
自ら考えた提案などもしなくなります。


次に思うのが、佐々木監督は実際のコミュニケーションにおいても
本音のコミュニケーションがとれている点です。


選手から作戦などの提案があった場合にはその意見を聴いて受け入れていることです。


会社においては部下が上司の意見に反対であったとしても
なかなか口にすることができません。


上司が部下の意見を素直に聴くことによって部下も本音で
考えていること・感じていることを話してくれるようになります。



佐々木監督はそういう「聴くチカラ」も持っています。



管理職たるものは、そういう部下の気持ちを否定しないで受け入れるチカラを
備えねばなりません。


リーダーシップとは職場(チーム)を引っ張ることは言うまでもありません。


職場が困難に直面している場合などは特にリーダーが必要になります。
でないと目標達成は難しくなります。


ただ、リーダーとして引っ張る方法ですが、なんでもかんでも強引に引っ張るだけでは
職場が崩れていく可能性があります。



抵抗心を持つ違う考え方の部下が出てくるからです。



職場内での人間関係のこじれや、お互いの連携が取れなくなると
目標どころではありません


意見を言いやすい雰囲気の維持や、自分(部下)の考えを話しやすい、
そういう「受容力」を兼ね備えたリーダーが必要です。



受容力とは部下の考えを一旦受け止めることです。



部下の好きなこと・嫌いなこと・大事にしていることなどを
受け止めることです。


それがわかることによって初めて部下の欠点などがわかります。


さらにリーダーだけでなく職場全員がこの受容力を高めることによって
お互いが認め合い出します。



リーダーが優秀で気疲れする職場ではなく、和やかにリーダーが過ごすことによって
職場がイキイキとしてきます。


お互いが自然と協力しあう職場が理想です。


是非、ご自身の職場と比べてみてください。