よい人材を採用すること」が、会社を元気にする第一歩だということを
前回お伝えしましたが、今回はひとまず「人材」について深く掘り下げて
考えてみたいと思います。


みなさんも一度は「人財」という表現を目にしたことがあるかと思います。
つまり人は「財(たから)」であるという考え方です。
従業員のことを、会社を構成する材料(資源)ではなくて
会社にとっての貴重な財産(資本)だと考えるとき、人材は人財と変わります。


しかし残念ながら、全ての「人材」が「人財」になれるわけではありません。
ただそこに存在するだけの「人在」となってしまったり、
あるいは「人罪」とさえ呼びたくなるような、成長も期待もできないお荷物となることさえあります。

「人財」という表現は特に近年よく目にするようになりました。
世の中の企業にとって、人材に対する意識が変わってきているのでしょう。

また、ビジネスの3要素として「ヒト・モノ・カネ」という表現も非常に有名ですが、
これも決して「カネ・モノ・ヒト」のような順番になることはありません。
いつだってヒトが一番最初です。まずヒトありきなのです。


さて、「人材」と「人財」を分けるものは一体なんでしょうか。
会社にとってただの材料になるか、あるいは貴重な財産になるのか。
いろいろな考え方があるとは思いますが、端的に言えば『代替可能かどうか』にあると考えます。
つまり、仕事を任せるにあたり、他の人に任せたとしても特に問題なければその人は「人材」であり、
逆にその人にしか出来ないというのであれば「人財」だと言えます。
もちろん実際の仕事だけではなく、その人にしか無い個性によって社内に好影響を与える
というのも同じことです。

ただ、どれほど優れた社員でも初めから「人財」であったわけではありません。
入社当初は他の人達と同様、まずは「人材」だったはずです。
そこから毎日の仕事を通じて「人財」へと変化(成長)していったのです。


つまり、冒頭で言う「よい人材を採用する」ということは、
「将来『人財』となり得る人を採用する」ことなのです。

どれほど教育制度が整っていても、どれほど部下育成のノウハウに自信があったとしても、
どうやったって「人財」には成り得ない人は(残念ながら)いるのです。
何をやっても輝かない石ころよりも、磨けば光る原石を見つけましょう。

人を採用するということは高い買い物をすることです。
その人に支払う給料だけでなく、入社後の研修や教育にかかるコストや、
他の社員のモチベーションへの影響等も考えなければなりません。
一人の採用で会社が傾く…少し大げさなようですがその可能性も無いわけではありません。


さあ、磨けば光る原石を見つける為には、具体的にどのような求人活動が良いのか、
次回は求人活動の入り口である求人広告に着目してお伝えしたいと思います。