今回の新米人事担当者虎の巻は、退職金についてお話ししたいと思います。

退職金とはまさしく退職した社員に対して支払われるもので、
退職一時金と退職年金とに区別されます。
では、なぜ退職金というもがあるのか?
労働関連法規にて退職金というものを必ず支払わないといけない!
というのはありません。各企業が任意で設定しているだけです。
ただし、ほとんどの企業が退職金の制度を設けているのが実情です。
その意味は、勤続中の貢献度に対して支払うという意味や退職後の生活保障のため
である事などがあります。
 
その退職金ですが、みなさん自身が退職した場合にいくら支払われるかご存知ですか?
大多数が「わからない」という返事であろうと思います。
簡単に自社の退職金制度を知るためのポイントを上げてみたいと思います。

まず1点目ですが、どのような計算式があるのかを確認する!という事です。
かつては、基本給(退職時)×支給率で計算されるのが一般的でした。
この場合、勤続年数や退職の理由によって増減があります。
最近では、この基本給とは連動しない計算方法が増えてきました。
例えば、ポイント制退職金などがそうです。

2点目ですが、上記計算式に基づいて、いつ退職したらいくらもらえるのか?を
自分で確認するという事です。
そうする事によって何がわかるのか?と言いますと、
例えば、勤続年数が長いほど支給率が高くなっている内容であれば、企業はそういう
人材を望んでいるという事ですし、ある年数になり支給率が下がるのであれば、
企業は年功的な考えは持っていない事になります。
流動的な人材管理の考え方になっているという事です。

就業規則もそうですが、退職金規程に関しても企業の考え方が分かります。
いわゆるどのような人材を企業が望んでいるのか?
熱いメッセージがそこには隠されています。

補足で注意点ですが、
 1.退職金額の運用はどうしているのか?
 2.そもそも退職金制度は必要なのか?
 3.退職金の前払い制も増えてきている
など、退職金を取り巻く状況は変わってきています。

是非、自社の退職金規程を読み直し、10年後・20年後を見据えて検討してください。