今回の新米人事担当者虎の巻は、人に関する戦略として
「人事戦略」という事に焦点をあててお話したいと思います。
人事戦略とは短期的にもしくは中長期的に経営戦略に連動して人材を確保し
生かしていく、人事部門の基本方針を示すものでなければなりません。

しかし今までの企業の採用実績というのは、いい大学からの採用中心や
前年の企業収益に基づく採用などあまり企業の経営戦略との関連を重視している
とはいえない状況でした。
今の経済情勢では、より一層経営戦略上の観点から採用を重視することが
人事部門の重要な機能の一つとなってきています。

ではどうしたらよいのか?

自社の経営戦略や事業計画への関連は勿論のこと
雇用状況の変化や経済のグローバル化への対応などマクロ的な要素を
加味しながら考慮することが必要です。

どのような課題が自社には存在し、それをどう解決するのか?
どう改善していくのか?を抽出していきます。
その作業を行う事によって人員はどのくらい必要なのか?
どのように生かしていくのか?が明確になります。
人を生かしていくための具体的な施策が出てくるはずです。

例えば新規店舗拡大を重視していくのであれば、採用人数は少し多くなる
でしょうし、自社の管理体制を強化していきたいのであれば
スキルを持ち合わせた中途採用も視野に入ってくるでしょう。

今の経済情勢であれば、経営戦略も日々変わってくるはずです。
その経営戦略に連動して人事戦略を策定していくという柔軟さも必要になってきます。