ワーク・ライフ・バランス(WLB)のメリット〜その2〜


企業にとってのワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)を取り入れるメリットは、
〈1〉離職率の低下
〈2〉社員のモチベーション(やる気)の向上
〈3〉労務コストの削減
と前回お話しさせていただきましたが、その続きとなります。


〈4〉生産性・売上の向上
労務コストの削減と関連しますが、時間管理、業務の効率化を進めることによって、
月間あるいは年間目標を下げることなく、以前と同じように社員が働くことができれば、
自然と生産性は向上していきます。

売上の向上は、生産性が上がったからといって、必ずしも結びつくものでは
ありませんが、総合的に過程の評価ができる仕組みを作ることができれば、
売上の向上にもつながることでしょう。

一度会社としての方針を固めることができれば、中長期的に業績はUPすることと
なります。


〈5〉企業イメージの向上
WLBは国策でもあり、ルールを作り上げることができれば、

「企業として社会的責任を果たしている!」

と胸を張ってPRすることができ、そのような機会が増えていけば、
企業のイメージや評価は向上し、良い人材も確保しやすくなります。

既存社員も負けじとやる気を引き起こすことから、良い相乗効果を発揮し、
業績UPが期待できるでしょう。


つまり、

【WLBを取り入れる過程で生じるメリット】
 労務コストの削減、時間管理による作業の効率化、無駄な業務削減による生産性の向上

【WLBを実現した結果によって生じるメリット】
 離職率の低下、モチベーションの向上、企業イメージの向上、売上の向上

に分けることができ、WLBのもたらすメリットは、過程でも結果でも生じてくることと
なります。


しかしながら、このようなメリットがすぐに出れば、企業にとってどんなに良いことか・・・

「そんなに簡単にいくわけない」

特に中小企業の経営者様であれば、そう思われても無理はありません。

 「具体的にどのようなことをすればよいのかわからない」
 「人手不足で、手が回らない」
 「法律の範囲内が精一杯で、それ以上の上乗せは難しい」
 「効果が出るまでの負担が大きい」

という声が聞こえてきそうです。


それでは、どのようなことに取り組み、どのようなことに注意をしていけば良いのか、
次回から検証をしていきましょう。