【ワーク・ライフ・バランス(WLB)を取り入れるにあたっての課題】

企業にとってのワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)は、
「優秀な人材の確保及び定着につながる」と前回お話させていただきました。

なんとなく頭ではわかるのですが、それでは、取り入れるために何をして
いかなければならないのでしょうか。

それは、

「組織・業務体制の見直しを行う」

ことです。
WLBを行うことは、業務を見直したり、経営者が組織体制を変えるチャンスで
あると考えることができます。

しかしながら、簡単に変えるとは言ったものの、どこを変えれば良いのかと、
特に中小企業の社長様は思われることでしょう。

会社として考えていかなければならないことは、次に挙げるものです。

● 労働時間の適正管理
● 無駄な業務の削減
● 意思決定の権限を下位へ移す
● 正社員と非正規社員の職務の見直し
● IT化の推進

重複する業務は分担により集中して仕事を処理し、権限を委譲し、IT化を
進めることによって業務の効率化を図る。
また、正社員と非正規社員との働き方、正社員にしかできないことを見直し、
付加価値(生産性)を高めるということです。

ルーティン化していた仕事を他の人に任せることができれば、優秀な人材ほど、
新しい仕事にチャレンジすることができ、次のステップに移行する意欲を
生み出します。

WLBは、「社員のやる気を引き出すこと」にあります。

業務の効率化により、働かさないことを推奨するということではなく、
時間あたりの生産性を高めることが真の目的です。

経営者の方々は、仕事以外の時間を有効に活用することで生活の質が高まれば、
仕事に反映されるだろうと

「発想の転換」

が求められることになります。

「できる社員」と「できない社員」の区別がついてしまうと、それに気づいた社員
からの協力を得ることができずに、せっかくの変革が薄れていくことになりかねません。

会社の方針で大胆な変革をし、業務ごとに必要とされる人材を確保することが
できれば、中長期的に業績は向上するでしょう。