WLBを進めていく上で、重要なことは、

「経営者及び管理職層の意識改革」と「制度及び仕組みの整備」

の両輪が必要です。

意識の改革は、第2回目でお話をさせていただきました。


意識改革をし、多種多様な人材を活用していくためのポイントと、
活用ができる制度にどのようなものがあるのか、紹介をしていきます。


【1】経営者は信念を持つこと

社員が満足して働くことが、生産性の向上や成果につながっていくという
強い信念を持つことです。

何も社員のために効率化する体制を整えるということではなく、
社員の働き方に注目し、改善点がどこにあるのかを捉えるという意識が
重要になります。


【2】管理職層の意識の向上

とにかく管理職層は組織の要です。トップがいくら推し進めようとしても、
管理職が賛成なのか反対なのかで大きく違ってきます。

部下は上司を選ぶことができないことから、部下のやる気を引き出す
管理職がWLB成功の鍵を握っていると言っても過言ではありません。


【3】社員の自律性を高めていくこと

時間外労働の削減や効率化を進めていく中で、自己管理のできない社員は、
生産性を高めることができません。自己の判断で仕事を処理できる能力を
引き出すことが重要になってきます。

上司や部下あるいは同僚との普段のコミュニケーションの中で、
どのような考えで関係する人が仕事をしているのか、各人が考える、
あるいは考えさせることが重要です。


【4】風通しの良い職場環境を作ること

社員自らが考え、納得のできる制度を作ることが、社員のやる気に
つながります。意見の言いやすいオープンな雰囲気を作り、改善するための
提案が活発になるように、残業削減や効率化していくための責任者を作り
任せていきましょう。


【5】社員の不公平感をなくしていくこと

誰か一人だけが利用できる場当たり的な制度とならないように、
年齢構成や男女比、採用計画など、先々のことを見据えた制度を
考えていくことが重要です。


【6】常日頃の業務の見直し

WLB最大のテーマは、私生活の充実における

「生産性の向上」

です。

そのためには、常に今ある仕事を定期的に見直していくことが必要と
なります。


制度ありきではなく、生産性向上のための方向性を考えていく土壌作りが、
WLBを成功に導くポイントになるでしょう。

次回は、活用できる制度について触れていきたいと思います。