〜 パワハラ 〜

いま、小学校や中学校、あるいは高校で、実際に問題として起きていることに、
生徒による教師いじめがあるのだそうです。

何故このようなことが起こるのでしょうか。
私が小学校や中学校のころの先生は、それはそれは怖くて、反抗する気に
なりませんでした・・・。


少しでも校則に違反をした事実が見つかれば、首ねっこをつかまれて引きずられ、
叩かれたり、掃除をさせられたりし、そこに親が絡んでくることはなく、それを
見ている周りも気をつけていました。

それが今や身体に触れると体罰として扱われる可能性があることから、
指導する立場である教師は、行き過ぎない程度に注意をして、結果として
中途半端な指導から統制がとれない状態になっています。

教師は注意をしても直らない生徒には、自ら指導をすることなく、
仕事をしている親を途中でも呼び出し、連れて帰らせて、親に責任を持たせる
のだそうです。


何か違和感を感じるのは、私だけでしょうか?


近年、パワハラを含めた

「いじめ、嫌がらせ」

の相談件数が増加しており、企業はこれらの問題に対応せざるを得なくなって
きており、大企業では行動指針なるものを作成しています。

単純に、子供の問題と企業の問題を同視するわけにはいきませんが、パワハラが
認知され出し、社員への注意の仕方、指導方法がわからず、パワハラになって
しまうのではないだろうかと管理職の方々から相談を受けます。

一人前の大人ですから、誰かに引き取ってもらい、帰ってもらうわけにもいきません。


問題社員が出てきたときに、学校の教師のように放置してしまっては、部署での
統制がとれなくなり、企業にとってマイナスになってしまいます。


管理職は、部署・部門の責任者としてやる気を引き上げたいところですが、

「やる気が無いなら帰れ!」

と叫びたくても、さらにモチベーションを落としたらどうなるだろう。
パワハラになってしまうんじゃないか・・と二の足を踏むこともあるでしょう。


「熱の入った指導」

それとも

「パワハラと見られる言動」

なのか・・・


その線引きがどこにあるのか、非常に難しいところです。

セクハラの回では、受け手側の感情に左右されるところが大きいとお話をしましたが、
パワハラには、一定の判断基準があり、判例等を交えて今後お話していきたいと思います。