先日の全米オープンゴルフ、北アイルランドのマキロイ選手が歴史的な記録で
優勝を果たしました。まだ22歳というのですから驚き以外ありません。

大人気の石川遼選手も現在19歳、その若さも能力もうらやましい限りですが
企業に勤める若い人材はいかがでしょうか?


先述した若いゴルファーは、能力や技術も当然高いものを持っていることに間違い
ありません。闘争心であったり負けん気というのも兼ね備えているでしょう。

それ以上に自分自身をマネジメントすることに長けていると感じます。

「先を見通す力」「リスクマネジメント」

こういった言葉が当てはまるような気がしてなりません。


企業に勤める若い人材に「先を見通せ」「リスクヘッジしなさい」と言っても
難しいのは当然です。
なぜなら、今やっている業務がどのような枝になり葉になるのかという全体像が
見えないからです。
若い人材にいきなりそこまで求めるのは酷というものです。

ですが、今やっている業務を自分の頭で考え自分で消化することは誰でもできる
はずです。このことに年齢差・経験差は関係ありません。


しかしながら、それすら出来ない若い人材が少なくありません。

「言われたことしかやらない」「マニュアルを求める」「注意・指導されると落ち込む」

すべてではないでしょうが、若い人材、ゆとり世代と呼ばれる子には
このような傾向があると言われています。

インターネットの普及により、考えることよりも先に答えを求めるという
育った環境がそうさせたとも言われております。


ここでゆとり世代について語っても仕方ありませんので本題に戻りますが、
これから企業が成長していくには若い人材の力が必要になるのは至極当然のことです。

「言われたことしかやらない」  → 「言ったことだけやらせる」
「マニュアルを求める」     → 「マニュアルを作ってあげる」
「注意・指導されると落ち込む」 → 「注意・指導しない」

働き手からすれば楽でいいでしょうが、会社側からすると何の成長も見込めません。
逆に人件費の無駄としか言いようがありません。


ただし、上記はあくまでゆとり世代の負の側面と言われる部分でしかありません。
パソコンスキルであったり理解力の高さ(感受性の強さ)という強みも持っています。


若い人材の育った環境を理解するのと同時にそれに併せた職場環境の変革も
必要です。現代社会では必要最低限の人数で事業運営しているところが大半で、
そこに難易度の低い仕事は少ないように思います。

難易度の低い仕事というと語弊があるかもしれませんが、

「小さなことからでもいいので挑戦させていく」「その環境を会社が作ってあげる」

こういったことが求められているように感じます。


一つ一つ挑戦しクリアしていくことで

「言われたことしかやらない」「マニュアルを求める」「注意・指導されると落ち込む」

これらが解消され、学生気分からの脱却、社会人としての自覚・意識が芽生えます。
その結果が自分自身をマネジメントする能力に繋がってくるのではないでしょうか。

「先を見通す力」「リスクマネジメント」

短期間では養えないからこそ、職場環境の変革が求められていると言えます。
若い人材を戦力にするには、ここまで考えないといけない時代になったのかも
しれません。