8月27日、東日本大震災へのチャリティーとして
団体の垣根を越えたプロレスの大会が開催されました。

大のプロレスファンである筆者は大変興奮しましたが、
世間一般的にプロレスは勝敗がすでに決まっている八百長(?)という認識しか
持たれていないかもしれません。

仮に勝敗がすでに決まっていたとしても、
ファンが存在して運営が成立しているのはなぜでしょうか?

ここにこそ会社経営に通じるものが隠されています。


ある程度のプロレスファンになると、誰が勝って誰が負けるのか
おおよそ予測できます。

予測できても会場が盛り上がるのは、負け手と思われていた選手が
こちらの予想以上に粘って粘って…というときです。

たとえ負けてもファンはこういう選手を声援で後押しします。
そして将来的に勝ち手になるという感じでステップアップしていきます。


会社経営の中の社員の業務遂行能力についても同じことが言えます。

自分の能力以上の業務を任せられたときに、成功するのが一番ですが
たとえ完遂できなかったとしても、自分なりに考え行動する社員には
また任せてみたいと思うはずです。

逆に「自分には無理だから」と本気になって業務に取り組まない社員には
今後任せることはないでしょう。

これが同僚・上司(ファン)からの支持(声援)です。
このような経験を重ねて社員は成長していきます。


プロレス界には明確すぎるほどの「役割分担」があり、
これにプラスして任せられた役割の中で
いかに自分を支持してくれる人を作れるかでレスラー人生が決まります。


この「支持してくれる」というワードに注目です。


単純に仕事をこなせるようになった、これも成長でしょうが、
私が思うに、自分を支持してくれる人が増えることこそが成長なのではないでしょうか。

成長とは自分のファンを作ること、
ファンを作るということは相手の予測する以上のサービスを提供すること、
言葉ではなく行動で見せなければ支持など誰もしてくれません。
当然ファンにもなってくれません。

社員がファンを作る・会社がファンを作ることが、最大の顧客満足だと私は思います。