「○○○は孤独である」

最近よく耳にすることであります。

○○○は孤独であるからこそ我々であったり税理士、
その他の経営パートナーが外部の相談役となるわけですが、


「疎まれてなんぼ」

私が考える○○○の理想です。


社員全員に好かれる○○○、それはそれで問題です。

嫌われて下さいとまで言いませんが、ヒール(悪役)を演じることも時として必要でしょう。


上述した「○○○」、これに当てはまるものは何だと思いますか?

○○○に「経営者」が該当する会社もあれば
○○○に「管理職」が該当する会社もあるでしょう。

答えは会社によって異なりますので、経営者だというところもあれば
管理職だというところもあるでしょう。


「誰が厳しいことを言う役回りなのか=ヒールなのか」

ここがぶれていなければ、経営者でも管理職でも一向に構いません。


ただし、ヒールがいればベビーフェイス(善役)もいないと
社員は業務的にも精神的にもバランスが取れなくなります。

ですので、例えば管理職がヒールであれば
経営者がベビーフェイスに徹してフォローすることが肝になります。


なぜこうまでしてヒールとベビーフェイスが会社に必要なのか?


「怒ることは感情的」「叱ることは客観的」

以前にこう述べました。と同時に

「相手のことを考えれば感情的になるのは当然」

とも述べました。


社員が何かを成し遂げたとき、

「あのとき○○○さんに言われたことが今になってわかった」

大体の社員はこう考えるはずです。

ヒール冥利に尽きるといった具合でしょうか。


と同時にベビーフェイス役の人にも

「あの方の支えのおかげでここまで頑張れた」

ヒール役に抱く感謝の感情とは異なった感謝の感情を抱きます。

2方向を理解できる社員が生まれることは、将来の管理職候補となり、
要は人材育成にも繋がります。


「一人でヒールとベビーフェイスの2役を行うこと」

私の経験則ではありますが、
よっぽどの人間力が備わっていない限り社員はついてこないでしょう。


ご認識いただいているかもしれませんが、今回はプロレス用語から展開しました。
プロレスの世界ではヒールとベビーフェイスの差が激しいほど
ファンは盛り上がります。


捉え方は違えど、会社活動でもヒール役とベビーフェイス役は必要です。

社員を成長させる一つのツールであり、
褒める・怒る(叱る)という役割分担を明確にした一つのツールなのです。

嫌われ役、汚れ役、黒子役がいるからこそ会社は光り輝きます。
これこそが会社運営の基本なのかもしれません。